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MASTERPIECE of ANATOMICA
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Single Raglan ⅰ
Prezzo di listino ¥143,000 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥143,000 JPY -
618 originale
Prezzo di listino ¥31,900 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥31,900 JPY -
Suola nera a basso contenuto di Wakouwa
Prezzo di listino ¥20,900 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥20,900 JPY -
Gestro di stoffa da spiaggia da lavoro
Prezzo di listino ¥44,000 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥44,000 JPY
NEW ARRIVALS
Latest additions to our lineup.
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ANDALUSIA SEVILLA BAG
Prezzo di listino ¥59,400 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥59,400 JPY -
ANDALUSIA LISO BAG
Prezzo di listino ¥77,000 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥77,000 JPY -
SHOE KEEPER
Prezzo di listino ¥14,300 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥14,300 JPY -
BJ PANTS ENGLISH MOLESKIN
Prezzo di listino ¥99,000 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥99,000 JPY -
CHASSE JACKET ENGLISH CORDUROY
Prezzo di listino ¥176,000 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥176,000 JPY -
Fox Black and White Herringbone Cashmere Scarf
Prezzo di listino ¥59,400 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥59,400 JPY -
JAMIESON'S V-NECK FAIR ISLE SWEATER
Prezzo di listino ¥50,600 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥50,600 JPY -
FOX BROTHERS CASHMERE SCARF NAVY
Prezzo di listino ¥59,400 JPYPrezzo di listinoPrezzo scontato ¥59,400 JPY
ANATOMICAは1994年、パリで始まりました。
"流行ではなく、必然性から生まれる形"
その思想から生まれる服作りは、アーカイブ調査と身体研究によって支えられています。
古い時代のワークウェアやミリタリーウェア、そしてフレンチテーラリングをベースに、
現代において機能する形へと再構築すること。それがANATOMICAのデザインです。
現在、パリと日本のクラフトマンシップを結びながら、
時代に流されない、普遍性のある衣服を追求しています。
Established on the belief that garments should endure beyond seasons,
ANATOMICA focuses on timeless forms shaped by history, function, and proportion.
Each piece is developed through careful study of archival silhouettes,
traditional manufacturing, and materials chosen for longevity.
We design not for trend — but for permanence, comfort, and elegance from every angle.
JOURNAL
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「JAMIESON'S」フェアアイルがスタイルになった理由
今回はアナトミカでも展開をしている「JAMIESON'S」のフェアアイルセーターについて。 モノとその背景について少し深堀っていけたらと思います。 少し長くはなってしまいますが、どうかお付き合い下さい。 フェアアイル・ニットと聞くと、多くの人は「伝統柄」「装飾的」「英国らしい」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。 しかし本来、フェアアイルはデザインとして生まれたものではありません。それは、ある土地と時代、そして生活の中で生まれた、極めて合理的な衣服のかたちと言えます。 ヴィクトリア期という時代背景 19世紀のイギリス、ヴィクトリア期。(1837-1901)1760年から始まった産業革命が成熟し、衣服は特権階級のものから、庶民(common people)の生活必需品へと変わっていった時代です。 都市では工場による大量生産が進む一方、スコットランド北部やシェットランド諸島のような辺境では、依然として手仕事によるニット文化が生活を支えていました。 シェットランド諸島の気候の特徴は寒さ、風、湿気。厳しい自然環境の中で求められたのは、流行でも装飾でもなく、生きるための衣服でした。 なぜ「フェアアイル」だったのか 一見すると、無地の方が簡単そうに見えます。確かに、「編む」作業だけを切り取るとそうなのですが、実際にはフェアアイル柄はその地域の生活に適していました。 多色編みによって生まれる裏側の糸渡りは、編地に空気を含ませ、高い保温性を生みます。さらに、色ムラや太さの不均一な手紡ぎ糸も、柄の中に自然と吸収されていきます。 補修跡が目立ちにくく、余った糸を組み合わせて使える。フェアアイルは、限られた資源を最大限に活かす知恵でもありました。 ※もちろん、編まれる柄によって地域や家柄、編み手を示す意味もあったようですが、今回は生活的な合理性を中心にお伝えしたいので、この程度に抑えておきます。 配色について フェアアイルの色は、単に派手さを狙ったものではありません。 羊そのものの毛の色:生成り、グレー、ブラウンなど 植物染料でしか出せない、くすんだブルーや赤茶 明色と暗色のはっきりしたコントラスト これらはすべて、 染色技術の制限 曇天や薄暗い室内での視認性 糸の在庫事情 といった生活条件の積み重ねから生まれたものです。 結果として残ったのが、多色使いでありながら、落ち着いた印象のフェアアイルなのです。 「スタイル」への昇華 20世紀初頭、この“庶民のためのニット”は大きな転換点を迎えます。 洒落物、傾奇者として知られる当時のウェールズ公、後のエドワード8世が、スコットランド滞在時にフェアアイル・セーターを私服として着用しました。...
「JAMIESON'S」フェアアイルがスタイルになった理由
今回はアナトミカでも展開をしている「JAMIESON'S」のフェアアイルセーターについて。 モノとその背景について少し深堀っていけたらと思います。 少し長くはなってしまいますが、どうかお付き合い下さい。 フェアアイル・ニットと聞くと、多くの人は「伝統柄」「装飾的」「英国らしい」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。 しかし本来、フェアアイルはデザインとして生まれたものではありません。それは、ある土地と時代、そして生活の中で生まれた、極めて合理的な衣服のかたちと言えます。 ヴィクトリア期という時代背景 19世紀のイギリス、ヴィクトリア期。(1837-1901)1760年から始まった産業革命が成熟し、衣服は特権階級のものから、庶民(common people)の生活必需品へと変わっていった時代です。 都市では工場による大量生産が進む一方、スコットランド北部やシェットランド諸島のような辺境では、依然として手仕事によるニット文化が生活を支えていました。 シェットランド諸島の気候の特徴は寒さ、風、湿気。厳しい自然環境の中で求められたのは、流行でも装飾でもなく、生きるための衣服でした。 なぜ「フェアアイル」だったのか 一見すると、無地の方が簡単そうに見えます。確かに、「編む」作業だけを切り取るとそうなのですが、実際にはフェアアイル柄はその地域の生活に適していました。 多色編みによって生まれる裏側の糸渡りは、編地に空気を含ませ、高い保温性を生みます。さらに、色ムラや太さの不均一な手紡ぎ糸も、柄の中に自然と吸収されていきます。 補修跡が目立ちにくく、余った糸を組み合わせて使える。フェアアイルは、限られた資源を最大限に活かす知恵でもありました。 ※もちろん、編まれる柄によって地域や家柄、編み手を示す意味もあったようですが、今回は生活的な合理性を中心にお伝えしたいので、この程度に抑えておきます。 配色について フェアアイルの色は、単に派手さを狙ったものではありません。 羊そのものの毛の色:生成り、グレー、ブラウンなど 植物染料でしか出せない、くすんだブルーや赤茶 明色と暗色のはっきりしたコントラスト これらはすべて、 染色技術の制限 曇天や薄暗い室内での視認性 糸の在庫事情 といった生活条件の積み重ねから生まれたものです。 結果として残ったのが、多色使いでありながら、落ち着いた印象のフェアアイルなのです。 「スタイル」への昇華 20世紀初頭、この“庶民のためのニット”は大きな転換点を迎えます。 洒落物、傾奇者として知られる当時のウェールズ公、後のエドワード8世が、スコットランド滞在時にフェアアイル・セーターを私服として着用しました。...
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– ANATOMICA HOLIDAY GIFT GUIDE 2025 –
この時期になると毎年、日本人なのにクリスマスに迎合する必要があるのか、 などと思ったりもするのですが、日々「洋」服を着て、そのことばかり考えている以上、 その土地の文化も受け入れたいな、と思い直します。 結局、自分用の買い物も含めて、 決心を固めるための言い訳にクリスマスというイベントに乗っからせて頂いています。 BLACK FRIDAYに関しても、土用の丑の日に鰻が食べたくなるように、 いつか慣れていくのでしょうか。。 ホリデーシーズンが近づくと、「何を贈ればいいか」と悩む声をよく聞きます。 相手を思い浮かべながら選ぶ時間は楽しいものですが、失敗したくないもの。 ANATOMICAが提案するのは、“一時的に消費されるものではなく、長く愛される本物” です。 時間と共により味わい深くなる素材、普遍的なデザイン、そして着る人を選ばないフィット。そんなANATOMICAの魅力をまとったギフトにふさわしいアイテムを厳選しました。 🎁 01. ANATOMICA × Drake’s Scarf UNICORN やわらかく温かみのあるウール素材で仕立てた、冬の主役とも言えるストール。シンプルなコートに合わせるだけで装いに奥行きが生まれ、男女問わず贈りやすい一点です。 ✔︎ どんな装いにも馴染む ✔︎ 暖かさ・軽さ・上質感のバランスが秀逸 ✔︎ サイズ選び不要 🎁 02....
– ANATOMICA HOLIDAY GIFT GUIDE 2025 –
この時期になると毎年、日本人なのにクリスマスに迎合する必要があるのか、 などと思ったりもするのですが、日々「洋」服を着て、そのことばかり考えている以上、 その土地の文化も受け入れたいな、と思い直します。 結局、自分用の買い物も含めて、 決心を固めるための言い訳にクリスマスというイベントに乗っからせて頂いています。 BLACK FRIDAYに関しても、土用の丑の日に鰻が食べたくなるように、 いつか慣れていくのでしょうか。。 ホリデーシーズンが近づくと、「何を贈ればいいか」と悩む声をよく聞きます。 相手を思い浮かべながら選ぶ時間は楽しいものですが、失敗したくないもの。 ANATOMICAが提案するのは、“一時的に消費されるものではなく、長く愛される本物” です。 時間と共により味わい深くなる素材、普遍的なデザイン、そして着る人を選ばないフィット。そんなANATOMICAの魅力をまとったギフトにふさわしいアイテムを厳選しました。 🎁 01. ANATOMICA × Drake’s Scarf UNICORN やわらかく温かみのあるウール素材で仕立てた、冬の主役とも言えるストール。シンプルなコートに合わせるだけで装いに奥行きが生まれ、男女問わず贈りやすい一点です。 ✔︎ どんな装いにも馴染む ✔︎ 暖かさ・軽さ・上質感のバランスが秀逸 ✔︎ サイズ選び不要 🎁 02....
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618MARILYN|50年代の理想と現代の女性へ捧ぐデニム。
MARILYN DENIM は、ただ細く見せるためのデニムではありません。1950年代の黄金時代に見られた、本来の女性の美しさ──丸み・立体感・重心のバランス。その考え方を現代に落とし込んだ一本です。 女性の骨格、腰の高さ、ヒップライン。そのすべてを計算し、どの角度から見ても自然で美しいラインを描くよう設計されています。 A silhouette that follows the body — not restrains it. MARILYNが生み出すシルエットは、着る人の姿勢や所作までも よりエレガントに見せる力 を持っています。それは偶然ではなく、裁断・縫製・角度・曲線、全てに理由があるからです。 ・ウエスト位置は高く、脚を長く見せる設計・ヒップには自然な丸みと立体感・太ももから膝にかけてスムーズに落ちるライン・裾はクラシックなストレートカット Not just denim — a tool to enhance the wearer. 流行や年齢に縛られる必要はありません。MARILYNは、女性という存在そのものを肯定するデニムです。
618MARILYN|50年代の理想と現代の女性へ捧ぐデニム。
MARILYN DENIM は、ただ細く見せるためのデニムではありません。1950年代の黄金時代に見られた、本来の女性の美しさ──丸み・立体感・重心のバランス。その考え方を現代に落とし込んだ一本です。 女性の骨格、腰の高さ、ヒップライン。そのすべてを計算し、どの角度から見ても自然で美しいラインを描くよう設計されています。 A silhouette that follows the body — not restrains it. MARILYNが生み出すシルエットは、着る人の姿勢や所作までも よりエレガントに見せる力 を持っています。それは偶然ではなく、裁断・縫製・角度・曲線、全てに理由があるからです。 ・ウエスト位置は高く、脚を長く見せる設計・ヒップには自然な丸みと立体感・太ももから膝にかけてスムーズに落ちるライン・裾はクラシックなストレートカット Not just denim — a tool to enhance the wearer. 流行や年齢に縛られる必要はありません。MARILYNは、女性という存在そのものを肯定するデニムです。
ANATOMICA TOKYO
1994年、パリで産声を上げたアナトミカは、
2011年、東京の浅草橋に1号店を開店。
江戸の街並みが残るエリアにてゆっくりと
洋服にまつわる話をできる目的地、
「デスティネーションストア」として
変わらずに在り続けています。
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