ANATOMICA: From Paris to Tokyo- A Journey Of Caft and Permanence

年末年始の営業について

年末年始の営業について

平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 
ANATOMICA東京本店における、年末年始の営業についてお知らせです。
 〇2025年12月28日(日): 最終営業日(13:00-20:00) 
〇2025年12月29日(月)~2026年1月2日 (土): 冬季休業 
〇2026年1月3日(土)~ : 通常営業再開(13:00-20:00)
 休業中は是非、オンラインショップでお買い物下さい。東京本店オンラインストアの発送スケジュールは下記の通りです。⚫︎12月27日(土)~のご注文分→ 1月3日(土)〜順次発送・お問い合わせ対応をいたします。本年もご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。良いお年をお迎え下さいませ

年末年始の営業について

平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 
ANATOMICA東京本店における、年末年始の営業についてお知らせです。
 〇2025年12月28日(日): 最終営業日(13:00-20:00) 
〇2025年12月29日(月)~2026年1月2日 (土): 冬季休業 
〇2026年1月3日(土)~ : 通常営業再開(13:00-20:00)
 休業中は是非、オンラインショップでお買い物下さい。東京本店オンラインストアの発送スケジュールは下記の通りです。⚫︎12月27日(土)~のご注文分→ 1月3日(土)〜順次発送・お問い合わせ対応をいたします。本年もご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。良いお年をお迎え下さいませ

「JAMIESON'S」フェアアイルがスタイルになった理由

「JAMIESON'S」フェアアイルがスタイルになった理由

今回はアナトミカでも展開をしている「JAMIESON'S」のフェアアイルセーターについて。 モノとその背景について少し深堀っていけたらと思います。 少し長くはなってしまいますが、どうかお付き合い下さい。   フェアアイル・ニットと聞くと、多くの人は「伝統柄」「装飾的」「英国らしい」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。 しかし本来、フェアアイルはデザインとして生まれたものではありません。それは、ある土地と時代、そして生活の中で生まれた、極めて合理的な衣服のかたちと言えます。 ヴィクトリア期という時代背景 19世紀のイギリス、ヴィクトリア期。(1837-1901)1760年から始まった産業革命が成熟し、衣服は特権階級のものから、庶民(common people)の生活必需品へと変わっていった時代です。 都市では工場による大量生産が進む一方、スコットランド北部やシェットランド諸島のような辺境では、依然として手仕事によるニット文化が生活を支えていました。 シェットランド諸島の気候の特徴は寒さ、風、湿気。厳しい自然環境の中で求められたのは、流行でも装飾でもなく、生きるための衣服でした。 なぜ「フェアアイル」だったのか 一見すると、無地の方が簡単そうに見えます。確かに、「編む」作業だけを切り取るとそうなのですが、実際にはフェアアイル柄はその地域の生活に適していました。 多色編みによって生まれる裏側の糸渡りは、編地に空気を含ませ、高い保温性を生みます。さらに、色ムラや太さの不均一な手紡ぎ糸も、柄の中に自然と吸収されていきます。 補修跡が目立ちにくく、余った糸を組み合わせて使える。フェアアイルは、限られた資源を最大限に活かす知恵でもありました。 ※もちろん、編まれる柄によって地域や家柄、編み手を示す意味もあったようですが、今回は生活的な合理性を中心にお伝えしたいので、この程度に抑えておきます。 配色について フェアアイルの色は、単に派手さを狙ったものではありません。 羊そのものの毛の色:生成り、グレー、ブラウンなど 植物染料でしか出せない、くすんだブルーや赤茶 明色と暗色のはっきりしたコントラスト これらはすべて、 染色技術の制限 曇天や薄暗い室内での視認性 糸の在庫事情 といった生活条件の積み重ねから生まれたものです。 結果として残ったのが、多色使いでありながら、落ち着いた印象のフェアアイルなのです。 「スタイル」への昇華 20世紀初頭、この“庶民のためのニット”は大きな転換点を迎えます。 洒落物、傾奇者として知られる当時のウェールズ公、後のエドワード8世が、スコットランド滞在時にフェアアイル・セーターを私服として着用しました。...

「JAMIESON'S」フェアアイルがスタイルになった理由

今回はアナトミカでも展開をしている「JAMIESON'S」のフェアアイルセーターについて。 モノとその背景について少し深堀っていけたらと思います。 少し長くはなってしまいますが、どうかお付き合い下さい。   フェアアイル・ニットと聞くと、多くの人は「伝統柄」「装飾的」「英国らしい」といった言葉を思い浮かべるかもしれません。 しかし本来、フェアアイルはデザインとして生まれたものではありません。それは、ある土地と時代、そして生活の中で生まれた、極めて合理的な衣服のかたちと言えます。 ヴィクトリア期という時代背景 19世紀のイギリス、ヴィクトリア期。(1837-1901)1760年から始まった産業革命が成熟し、衣服は特権階級のものから、庶民(common people)の生活必需品へと変わっていった時代です。 都市では工場による大量生産が進む一方、スコットランド北部やシェットランド諸島のような辺境では、依然として手仕事によるニット文化が生活を支えていました。 シェットランド諸島の気候の特徴は寒さ、風、湿気。厳しい自然環境の中で求められたのは、流行でも装飾でもなく、生きるための衣服でした。 なぜ「フェアアイル」だったのか 一見すると、無地の方が簡単そうに見えます。確かに、「編む」作業だけを切り取るとそうなのですが、実際にはフェアアイル柄はその地域の生活に適していました。 多色編みによって生まれる裏側の糸渡りは、編地に空気を含ませ、高い保温性を生みます。さらに、色ムラや太さの不均一な手紡ぎ糸も、柄の中に自然と吸収されていきます。 補修跡が目立ちにくく、余った糸を組み合わせて使える。フェアアイルは、限られた資源を最大限に活かす知恵でもありました。 ※もちろん、編まれる柄によって地域や家柄、編み手を示す意味もあったようですが、今回は生活的な合理性を中心にお伝えしたいので、この程度に抑えておきます。 配色について フェアアイルの色は、単に派手さを狙ったものではありません。 羊そのものの毛の色:生成り、グレー、ブラウンなど 植物染料でしか出せない、くすんだブルーや赤茶 明色と暗色のはっきりしたコントラスト これらはすべて、 染色技術の制限 曇天や薄暗い室内での視認性 糸の在庫事情 といった生活条件の積み重ねから生まれたものです。 結果として残ったのが、多色使いでありながら、落ち着いた印象のフェアアイルなのです。 「スタイル」への昇華 20世紀初頭、この“庶民のためのニット”は大きな転換点を迎えます。 洒落物、傾奇者として知られる当時のウェールズ公、後のエドワード8世が、スコットランド滞在時にフェアアイル・セーターを私服として着用しました。...

– ANATOMICA HOLIDAY GIFT GUIDE 2025 –

– ANATOMICA HOLIDAY GIFT GUIDE 2025 –

この時期になると毎年、日本人なのにクリスマスに迎合する必要があるのか、 などと思ったりもするのですが、日々「洋」服を着て、そのことばかり考えている以上、 その土地の文化も受け入れたいな、と思い直します。 結局、自分用の買い物も含めて、 決心を固めるための言い訳にクリスマスというイベントに乗っからせて頂いています。 BLACK FRIDAYに関しても、土用の丑の日に鰻が食べたくなるように、 いつか慣れていくのでしょうか。。   ホリデーシーズンが近づくと、「何を贈ればいいか」と悩む声をよく聞きます。 相手を思い浮かべながら選ぶ時間は楽しいものですが、失敗したくないもの。 ANATOMICAが提案するのは、“一時的に消費されるものではなく、長く愛される本物” です。 時間と共により味わい深くなる素材、普遍的なデザイン、そして着る人を選ばないフィット。そんなANATOMICAの魅力をまとったギフトにふさわしいアイテムを厳選しました。 🎁 01. ANATOMICA × Drake’s Scarf UNICORN やわらかく温かみのあるウール素材で仕立てた、冬の主役とも言えるストール。シンプルなコートに合わせるだけで装いに奥行きが生まれ、男女問わず贈りやすい一点です。  ✔︎ どんな装いにも馴染む  ✔︎ 暖かさ・軽さ・上質感のバランスが秀逸  ✔︎ サイズ選び不要 🎁 02....

– ANATOMICA HOLIDAY GIFT GUIDE 2025 –

この時期になると毎年、日本人なのにクリスマスに迎合する必要があるのか、 などと思ったりもするのですが、日々「洋」服を着て、そのことばかり考えている以上、 その土地の文化も受け入れたいな、と思い直します。 結局、自分用の買い物も含めて、 決心を固めるための言い訳にクリスマスというイベントに乗っからせて頂いています。 BLACK FRIDAYに関しても、土用の丑の日に鰻が食べたくなるように、 いつか慣れていくのでしょうか。。   ホリデーシーズンが近づくと、「何を贈ればいいか」と悩む声をよく聞きます。 相手を思い浮かべながら選ぶ時間は楽しいものですが、失敗したくないもの。 ANATOMICAが提案するのは、“一時的に消費されるものではなく、長く愛される本物” です。 時間と共により味わい深くなる素材、普遍的なデザイン、そして着る人を選ばないフィット。そんなANATOMICAの魅力をまとったギフトにふさわしいアイテムを厳選しました。 🎁 01. ANATOMICA × Drake’s Scarf UNICORN やわらかく温かみのあるウール素材で仕立てた、冬の主役とも言えるストール。シンプルなコートに合わせるだけで装いに奥行きが生まれ、男女問わず贈りやすい一点です。  ✔︎ どんな装いにも馴染む  ✔︎ 暖かさ・軽さ・上質感のバランスが秀逸  ✔︎ サイズ選び不要 🎁 02....

618MARILYN|50年代の理想と現代の女性へ捧ぐデニム。

618MARILYN|50年代の理想と現代の女性へ捧ぐデニム。

MARILYN DENIM は、ただ細く見せるためのデニムではありません。1950年代の黄金時代に見られた、本来の女性の美しさ──丸み・立体感・重心のバランス。その考え方を現代に落とし込んだ一本です。 女性の骨格、腰の高さ、ヒップライン。そのすべてを計算し、どの角度から見ても自然で美しいラインを描くよう設計されています。 A silhouette that follows the body — not restrains it. MARILYNが生み出すシルエットは、着る人の姿勢や所作までも よりエレガントに見せる力 を持っています。それは偶然ではなく、裁断・縫製・角度・曲線、全てに理由があるからです。 ・ウエスト位置は高く、脚を長く見せる設計・ヒップには自然な丸みと立体感・太ももから膝にかけてスムーズに落ちるライン・裾はクラシックなストレートカット Not just denim — a tool to enhance the wearer. 流行や年齢に縛られる必要はありません。MARILYNは、女性という存在そのものを肯定するデニムです。

618MARILYN|50年代の理想と現代の女性へ捧ぐデニム。

MARILYN DENIM は、ただ細く見せるためのデニムではありません。1950年代の黄金時代に見られた、本来の女性の美しさ──丸み・立体感・重心のバランス。その考え方を現代に落とし込んだ一本です。 女性の骨格、腰の高さ、ヒップライン。そのすべてを計算し、どの角度から見ても自然で美しいラインを描くよう設計されています。 A silhouette that follows the body — not restrains it. MARILYNが生み出すシルエットは、着る人の姿勢や所作までも よりエレガントに見せる力 を持っています。それは偶然ではなく、裁断・縫製・角度・曲線、全てに理由があるからです。 ・ウエスト位置は高く、脚を長く見せる設計・ヒップには自然な丸みと立体感・太ももから膝にかけてスムーズに落ちるライン・裾はクラシックなストレートカット Not just denim — a tool to enhance the wearer. 流行や年齢に縛られる必要はありません。MARILYNは、女性という存在そのものを肯定するデニムです。

MASTER PIECE  : SINGLE RAGLAN COAT

MASTER PIECE : SINGLE RAGLAN COAT

ANATOMICAの象徴とも言える SINGLE RAGLAN COAT。このコートは、単なるアウターではありません。「流行に左右されない服」「長く着られる服」「理想のシルエット」──その三つを追求した結果、生まれた形です。 ラグランスリーブによる縫い目のない肩線は、体型や性別を問わず、誰が着ても美しいラインを描きます。これは偶然ではなく、設計として導き出された必然です。 A coat that fits not the body, but the person. SINGLE RAGLAN COATは、デザインを優先した服ではありません。むしろ、必要性から導かれたデザインと言えます。 ・長く着られるカタチ・時代に左右されない佇まい・動きを妨げない機能性・着るほど身体に馴染む素材感 その全てが合わさった時、このコートは初めて完成します。 It doesn’t demand attention — it earns it. 着る人の生活や時間とともに変化し、気づけば「手放せない1着」になっている。 SINGLE...

MASTER PIECE : SINGLE RAGLAN COAT

ANATOMICAの象徴とも言える SINGLE RAGLAN COAT。このコートは、単なるアウターではありません。「流行に左右されない服」「長く着られる服」「理想のシルエット」──その三つを追求した結果、生まれた形です。 ラグランスリーブによる縫い目のない肩線は、体型や性別を問わず、誰が着ても美しいラインを描きます。これは偶然ではなく、設計として導き出された必然です。 A coat that fits not the body, but the person. SINGLE RAGLAN COATは、デザインを優先した服ではありません。むしろ、必要性から導かれたデザインと言えます。 ・長く着られるカタチ・時代に左右されない佇まい・動きを妨げない機能性・着るほど身体に馴染む素材感 その全てが合わさった時、このコートは初めて完成します。 It doesn’t demand attention — it earns it. 着る人の生活や時間とともに変化し、気づけば「手放せない1着」になっている。 SINGLE...

ANATOMICA│パリから日本へ - 普遍性を追求する服作りの軌跡

ANATOMICA│パリから日本へ - 普遍性を追求する服作りの軌跡

ANATOMICAは1994年、パリで静かに始まりました。  “流行ではなく、普遍性のある服を。”  その考えから生まれたブランドです。 創設者 ピエール・フルニエは、古い軍服のパターン、  テーラリング、そして長く着られるワークウェアに  深い魅力を見出しました。  ANATOMICAの原点は、ただ美しい服ではなく、  「理由のある形」「時間に耐えうる設計」にあります。 そして、日本との出会いは計画ではなく必然でした。   現在日本製の洋服の生産を担っている「サーティーファイブサマーズ」の代表である寺本欣児と、ピエール・フルニエ。 服づくりに対する価値観が共鳴し、  パリで生まれた思想は、日本で磨かれ、深化していきます。 パターンはより精密に、素材はより厳選され、  縫製は妥協なく追及されるようになりました。  ANATOMICAは日本に根づきながらも、  その本質は変わりません。 「服は季節ではなく、人生と共にあるもの。」   それがANATOMICAの思想であり、現在地です。 ———————   Established in Paris, ANATOMICA began with a...

ANATOMICA│パリから日本へ - 普遍性を追求する服作りの軌跡

ANATOMICAは1994年、パリで静かに始まりました。  “流行ではなく、普遍性のある服を。”  その考えから生まれたブランドです。 創設者 ピエール・フルニエは、古い軍服のパターン、  テーラリング、そして長く着られるワークウェアに  深い魅力を見出しました。  ANATOMICAの原点は、ただ美しい服ではなく、  「理由のある形」「時間に耐えうる設計」にあります。 そして、日本との出会いは計画ではなく必然でした。   現在日本製の洋服の生産を担っている「サーティーファイブサマーズ」の代表である寺本欣児と、ピエール・フルニエ。 服づくりに対する価値観が共鳴し、  パリで生まれた思想は、日本で磨かれ、深化していきます。 パターンはより精密に、素材はより厳選され、  縫製は妥協なく追及されるようになりました。  ANATOMICAは日本に根づきながらも、  その本質は変わりません。 「服は季節ではなく、人生と共にあるもの。」   それがANATOMICAの思想であり、現在地です。 ———————   Established in Paris, ANATOMICA began with a...